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棚に並ぶ瓶と道具

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LIVING / 衣・食・住・土

例えば、お風呂。
毎日、家でお風呂に入れる暮らしは、
実はまだ新しい。

当たり前だと思っていることの多くは、 ここ何十年かのあいだに当たり前になったものだ。つい何十年か前はそうでなかったということだ。

一度そう思ってみると、選べるようになるという話だ。

洗う頻度、体を洗うもの、洗剤、器、布、調理器具、体に纏うもの、掃除の仕方、季節のしまい方。
いまのやり方を続けてもいいし、変えてもいい。

どちらにしても、他の道があると知っていることが先にある。

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TANE JOURNEY

肌に触れているものは、
何なのか

01 / 衣

毎日着ている、当たり前の服。

朝から夜まで、眠っているあいだも、何かが肌に触れている。

自分の肌に触れているものは、何なのか。

その布は、何でできているのか。
綿か、麻か、羊の毛か。それとも、石油から作った糸か。

土に戻るのか。戻らないのか。

何で洗うのか?
洗ったとき、何が水に流れていくのか。

一日じゅう肌に触れていて、体はどう感じているのか。

何の繊維でできているかで、扱い方が変わる。気分も変わる。
体も変わる。
気持ちも変わる。
心地よさが変わる。

素材を知ると、同じ一枚が、違って見えることがある。

そして、選ぶものが変わる。
選ぶこと、買うことは、投票だ。

子供に、何を残したいか。
何が肌に触れていることが、子供の健やかさなのだろう。

洗って、繕って、また使う。

暦のほうが、
先に動く

02 / 食 ── 季節が、やることを決める

梅を漬けるのは梅が出るときで、柿を干すのは柿が実るときだ。

こちらの都合ではなく、季節のほうが先に決めている。

だから手しごとは、毎年だいたいおなじ時期に戻ってくる。
同じところから採れたものでも毎年気候や状況によって違う。

毎年同じようにやっていても
 去年より少し上手くなっていることもあれば、失敗することもある。

同じ場所に戻るのではなく、一段ずつ深く戻ってくるような感じがする。

できない年は、できない。それでいい。

毎日やることではなく、毎年また来るものとして付き合う。

何に囲まれて、
暮らしているか

03 / 住

どんな素材の家に、住んでいるのか。
どんな布団で、眠りたいか。
台所の道具は、家具は、何でできているか。

住むことには、いろいろある。

置く
見えるところに置くと、使う。
毎日目に入るものは、何だろう。好きな色、好きな形、季節のもの。

手入れする
洗う、拭く、磨く、干す。何で洗うか。洗ったものは、どこへ流れていくか。

整える
しまう場所、掃除の仕方、季節の入れ替え。

灯す
明かり、火、電気。電気と、どう付き合うか。朝と夜を、どう過ごすか。

保つ方法は、住まいの形とつながっている。

暦、季節、体調、生活環境、、、取り巻くもの好きなもの、自分にとって、その時にやりやすい方法を見つける

いちばん外側に
あるもの

04 / 土 ── 土から始まっている

大豆も、米も、枇杷の葉も、綿も、みんな土から出てくる。

食と肌と暮らしがつながっているというのは、比喩ではなく、

もとをたどると同じところに着くということだ。
母なる大地とはよく言ったものだ。

土に戻らないものはなんなのか、、、
それを知ることも大切。

全部を自分で育てる必要はない。
育てられる人のほうが少ない。

ただ、どこから来たのかを知っていると、選び方が変わる。
暮らしが変わる。自分が変わる。

やっていること

02 / 衣・食・住

三つとも、同じ問いでできている

何でできているか。
どこから来たのか。
どうしてそれを選ぶのか。

道具を並べた机

道具

長く使えるものを選ぶと、買う回数が減る。
少し値段が高くても長い目で見れば逆に経済的だったりもする。

何でできているかを見る。

どうしてそれを選ぶのか考える、理由を知る。

古い本とお茶

たどる

その方法がどこから来たのかを、古い本や人の話から探す。

どこから来たのか、
なぜ新しいものが生まれたのか、
今あるものは、自分が使っているものは何なのか。知ること。

知らないで選ぶこと、知って選ぶことは同じ選択でも違う。

畑で作業する

SOIL

食べるものも、肌につけるものも、
もとは同じところから来る

03 / 今日、ひとつだけやるなら

いつも使っている洗剤の、
裏を見てみる

何が入っているか。
何のために入っているか。

 分からない名前があったら、ひとつだけ調べてみる。

調べてみて、そのままでいいと思えば、それでいい。 

  変えることが目的ではない。見て、決められることが目的だ。

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